管理人の独り言 le monologue

ブログのこと

以前ギャラリーを借りてくださった作家さんから、年賀状がわりの丁寧なお手紙をいただきました。その最後にこう書き添えてありました。「管理人のひとり言楽しく読んでまーす」と。

「管理人のひとり言」とは、もちろんこのブログのことです。最近思わぬ方から「ブログ読んでます」と言われることが多く、嬉しい限りです。
そもそもブログを書き続けている目的は、ギャラリーオーナーの顔が垣間見れたほうがいいかなということと、それぞれの展示の簡単なアーカイブを残しておきたいと思ったからです。SNSは便利だし、私のささやかなブログよりも効果があるのはわかっているのですが、SNSが大幅リニューアルされたり、ものによってはなくなってしまったりすると、展示の情報はなくなってしまう可能性があるからです。
2019年にホームページは大幅リニューアルしたので、ブログは2018年までしかさかのぼっていないのですが、バックアップはとってあるので、2003年からほぼすべての展示の写真と書き添えた感想は残っています。ブログの内容は展示のことだけではないので、感想は少しだけですが、私にとっては財産だよなぁーと思っています。

そういえば、初めて勤めた会社の先輩、会社には2年ほどしかいなかったので、ずーとお会いしていなくて年賀状だけのお付き合いになってしまっています。その先輩の今年の年賀状にも「たまにブログ読んでます」との添え書きがありました。この一言で当時にワープした気になり、懐かしくも嬉しい気持ちになりました。私が仕事する上でお手本にしていた、尊敬する先輩です。このブログも先輩の目にとまるといいなぁと思います。

クラブ短歌とアクセサリー クラブ短歌とアクセサリー

今週のギャラリーは、「この場所がすごく遠くに感じてもダンスフロアで君を見てたい」。歌人篠原あいりさんのクラブを詠んだ短歌に着想を得て、新星急報社さんがアクセサリーを制作、それをモデルのイシヅカユウさんが身に着けて撮影した、アクセサリー・短歌・写真という珍しい展示です。会場はミラーボールがあったり、撮影した写真をスライドショーで映像で流したり、また写真の中にある光とギャラリーの照明があいまって、クラブの雰囲気のあるおしゃれでかっこいい空間になっています。ギャラリーの新しい顔もみれて嬉しいです。23日まで。