車の自動運転
8月の終わりに、八王子で自動運転のバスが事故を起こしたというニュースがありました。すわ大事故と思ったら、街路樹に接触して、3人が軽傷をおったという軽い事故。しかしながら、自動運転実験走行ということで実験は中止、青森でも計画されていたのが延期になったそうです。
同じルートで実験走行中止というのはわかるのですが、いかに同じ会社とはいえ、他の地方でも延期にしてしまうのはどうなんでしょう? 人命が第一というのはわかるし、軽傷とはいえ怪我を負った方は本当にお気の毒だと思います。でもね、軽い事故だし、自動運転でなくても事故はおきないわけではありません。海外では「日本は過剰反応しすぎ」という意見もあるようです。そのあたりのバランスは難しいところなんでしょうけど...
自動運転の実用化には賛成です。たとえば、荷物を運ぶトラックとか、地方都市のタクシーとか、業界の人手不足が一気に解消すると思うのです。まだまだ先のことだとは思うのですが、少しずつでも進めていかなければ、進歩はないと思うのは私だけでしょうか?
今週の展示は「わたしのかみさまは、おとでできている 」 絵画、イラスト、立体の美大生の4人展。POPで元気がでそうな展示です。4人それぞれのギターの立体が面白い。展示タイトルにぴったりです。9月9日まで。
警察からの電話と防犯カメラ
1か月ほど前、「杉並警察ですが~」という電話がかかってきました。"えっ、詐欺電話?”と思いましたが、話してみると、どうも本当に警察らしい。 なんでも、駐車バイクへの当て逃げがジュイエ建物の西側の細い道であったらしく、防犯カメラを確認できないか?とのこと。自宅にいたので、面倒だなとは思ったけれど、ここは善良な市民の私、協力したほうがいいと判断。「20~30分ほどかかりますが、それでもよければ」と言ったら、待っているとのことだったので、急いでジュイエ建物に向かいました。
待っていた警察官に警察手帳も見せてもらってから、防犯カメラの映像をみたところ、たしかに当て逃げはあったけれど、故意というわけではなく、大したことはなさそうでした。 防犯カメラは、ジュイエ建物の防犯のためにつけたので、広く路上が映るわけでありません。たいしたことがないとはいえ、ピンポイントで映る位置で事故があったわけです。
どうして、警察官が私の名前がすぐにわかったのかも不思議だったので、聞いてみました。大昔にパトロールのお巡りさんがもってきた書類に、建物の責任者ということで、住所氏名を書いたことがあり、その記録が残っているのだそうです。そういえば、何かあったときはご協力をと言われたような気がします。だけどねぇ、私は何も悪いことをしていないし、むしろ協力したのに、身分証明書の提示を求められるのはなんだか釈然としませんでした。確認のためってことなんだろうけど。
防犯カメラは、ごみの置き去りや、自転車の無断駐輪などが激減したので、役にたっていますが、まさかこんなことがあるなんてねぇ。警察からの電話を詐欺?って思ってしまったことといい、ひと昔前には考えられないことです。意識は常に変わるし、変えていかなければいけないんだなぁと思います。
長期の夏休み明けの展示は、「ヒーリングアート展 "recursion" 」 イラスト、調香、耳つぼ、花で構成されたインスタレーション的展示。展示をみながら、香りを楽しんだり、寝転んで天井をみたり、置いてある本を読んだり....癒しの空間に是非お越しください。 耳つぼマッサージの体験もできます。(1,000円~)(個人的に超おすすめです)9月2日まで。
水道料金が少し下がること
ポストを開けたら、水道料金のお知らせが入っていました。いつもに比べて異常に安い、「え、何で?」
ギャラリーは水道はあまり使わないので、基本料金の中に入っていて、いつも同じ料金、それが何と半分以下になっています。「何かの間違い?」とよーくお知らせをみたら「物価高騰下の暑さ対策として、今夏4か月に限り小口径の水道料金を無償としています」とあります。電気の割引はよく聞くし、今年の夏も実施されているけれど、水道ってめずらしい。4か月だけとはいえ半分以下になるのはありがたい。東京都水道局すばらしい!
数日後、自宅の水道料金のお知らせも届きました。あれ、確かに安くなっているけれど、少し安くなったかなという程度でしかありませんでした。自宅ではお風呂にもはいるし、洗濯もする。料理もつくる。水道の使用量はギャラリーよりずっと多いわけです。同じ金額が割引されているにも関わらず、この感覚の差って何?
正確に言えば、どちらも同じ呼び径なので、2340円の同じ割引なのですが、約3600円から引かれるのと、約10000円から引かれるのとは、随分感じ方が違うものです。
皆から基本料金(この場合は2340円)という絶対値を引くのは平等だと思います。けれど、いつも使っている量によって相対的に感じかたが違うのは、面白いなと思うと同時に、似たようなことでどこかで騙されているのかもしれないという怖さも感じてしまいました。
人間の心理は興味深い、よく考えて生きていかねばと思うささいなできごとでした。
今週の展示は、和田泰右個展「capture〜Life goes on〜 」。活動20周年の記念個展。 自らデザインのファッションと写真のおしゃれな展示です。音楽もあわせた素敵空間へ是非お越しください。
今日からgramさんとコラボ、韓国流行の1点ものTシャツなどの販売もあります。和田泰右自らチョイスしたこの日しか手に入らない限定アイテムだそうです。
22日まで、是非お越しください。
あなたは誰?
昨日の朝日新聞に興味深い記事が載っていました。それは、マンションの修繕会合に住民になりすました2人が参加していたというもの。
えっ何でそんなことを?と思ったら、大規模修繕工事の施工会社の従業員だそうで、9か月にわたって会合に参加して、マンションの大規模修繕工事を、自社に誘導しようとしたということだそうです。なるほどねぇ、大きなマンションになれば、住民の人の顔もよく知らないことが多いし、大きくなればなるほど発注の金額も大きくなります。修繕委員会の住民の人たちは、建築の素人で、工事に詳しい人なんてほぼいない。そんなときに詳しい人がいれば、この人にまかせて交渉してもらおうという流れになるのは当然のことかもしれません。
で、どうやって住民になりすましたかといえば、「覆面調査アルバイト」というチラシをポストにいれて、問い合わせてきた人に、名前を使って代理として出席することを了承してもらったというのです。面と向かって頼めば、断られるけれど、バイトのチラシをいれて、それに連絡してきた人をあたれば、了承してくれる可能性は高いです。バイトですから、適当なお金を渡せば、良心の呵責もあまりないのかもしれません。うーん、筋書がうまくできていて、まるで小説かドラマのようです。
けっきょくのところ、住民の一人に「あなたは誰ですか?」と指摘されて、身分証明書をとりにいくふりをして、逃げ出して、捕まって逮捕された。そして、その様子が動画に残されている。とますますドラマみたいです。
こんなこと実際におこるんですねぇ。会社ぐるみか個人の成績のためかわからないけれど、もしかしたら、知らないだけでこういうことって横行しているんでしょうか?
マンションの大規模修繕って、かなりの人に身近な問題でありながら、よく知らない、まかせっきりというのが実情ではないかと思います。本当にぼーっと生きてちゃいけない世の中ですねぇ。
今週の展示は「広瀬仁美個展」です。広瀬さんの展示は当ギャラリーでは4回目、おもに月や花をテーマにしたイラストは、優しく、そして哀しく、さらに力強さも感じます。心にしみるイラストをゆっくりとご覧ください。3日間だけの展示なので明日(29日)まで。
ひとふたり -作品と照明―
以前「人体の不思議展」という展覧会をやっていて、行きたいなぁと思ったのにぐずぐずしていて、倫理上の問題で中止になってしまい残念な思いをしました。
また、私は歯が人より1本多かったり、心臓の回路が2つあって不整脈をおこしたり(この2つはすでに解決しています)、副脾という小さな脾臓が余分にあったりします。それでも普通に生きていけているし、人体って不思議だなぁと常々思っていました。
今週の展示「ひとふたり」は人体がテーマの絵画、彫刻の2人展です。このテーマに私が興味をもたないわけがありません。 とはいうものの、ジュイエのスペースでは、平面、立体を組み合わせての2人展は難しい。おまけにお二人の作品は大きいものが多い。うまくいくだろうかと少し心配だったのですが、「スペースにあわせて展示をする」という心強い言葉をいただいたので、とても楽しみにしていた展示でもあります。
ふたをあけてみれば、配置もよく考えられていて、うまくギャラリーにおさまっています。野村日向さんの古典的な重厚さのある油画からは、筋肉の動きが伝わってくるし、山本絋大さんの木を組んで人体を表す前衛的な彫刻は、まさに人体の骨格を思わせます。そして全く違うタイプの作品なのに、素晴らしく調和しています。
そして、今回の展示の大きな助けとなっているのが光。搬入の時に、照明のあてかたをあれやこれやと工夫して、油画は光り輝くように、彫刻は光からできる影が、まるでレントゲン写真の骨格のようになっていて、きゃー、何て素敵なの。
こんな感じですね。
ギャラリーは小さな美術館のようになって、照明の大切さを再認識しました。今年新しい照明に変えた甲斐があったというものです。
「ひとふたり」は24日まで開催しています。 夕方、空が少し暗くなるころから、光の効果がさらにでて、より素敵になるかも… 是非お越しください。
備蓄米を買ってみた
お米は生協で買っています。重いお米を届けてくれるのでありがたいのですが、最近は抽選になってしまい、これが当たらない。友人も抽選はずれたと言っていたので、運が悪いというわけでもなさそうです。本当にお米がないんだなぁと感じます。
政府の備蓄米が放出されたとはいえ、いったいどこで買えるの?ニュースでは朝から並んで買ったといっているし、うちはそんなに食べるわけでもないので、そこまでして買わなくてもいいかと思っていたら、時々使っている通販サイトから、備蓄米の抽選販売のメールがきました。送料は400円かかるけど、ま、試してみようかと思って応募したら、案の定はずれ。ところがはずれメールに、「今後入荷したらお知らせ必要ですか?」というアンケートがあったので「はい」にしておきました。
すると、少しして、先着で買えるお知らせが届き、無事買うことができました。ふーん、これからは出回るのかしらんと思っていたら次はまた抽選。いったい備蓄米事情ってどうなっているんでしょう??
だいたいこの去年からの米騒動って、なんか釈然としません。物価は上がっているし、天候不順で不作というのもわかるので、多少の値上がりはしかたがないとは思いますが、倍以上って!新米がでれば解決すると言っていたじゃないか?誰かが買占めているの?それにしても、お米ってそんなに保存できるものではないし、精米前のものを買い占めるにしても、誰でも精米できるわけではないし、置いておくにも広い場所が必要になるのでは?買占めをしたら、一歩間違えれば大損するのではないかとすら思います。
お米は政府が管理して、価格を安定させるもののはずなのに、対策が後手後手にまわり、小泉新農水大臣になってから、やっと普通の値段のお米が流通するようになってきたものの、まだまだの感があります。私が買った通販サイトでも、1度買ったら1か月後まで買えないという条件つきで、大家族だったらとても足りないのではと思います。
苦労して買った備蓄米、前のお米がまだ残っているので、まだ食べていません。真空パックされている備蓄米、さてお味はいかに?ちょっと楽しみです。
今週の展示は廃墟写真展「痕と跡」 いつかどこかで見て、忘れて置いてきてしまった。そんな写真展です。「廃墟」というひびきはどこか惹かれるものがあります。ドローンで写した軍艦島が私のお気に入り、他の写真も皆素敵です。廃墟好きなかたは必見、是非お越しください。17日まで。
白い子と黒い子(ぬいぐるみのお話)
約束の時間に1時間遅れるという連絡がはいったので、ギャラリーで、ぽっかり1時間空きの時間ができました。
やることはいっぱいあるんだけど、掃除もだいたい終わったし、これ以上は今日はいいかなぁという気分だったので、いただいたぬいぐるみ2つを組み合わせて写真を撮って遊んでいました。これがなかなか楽しい、こんな感じですね。
この2つのぬいぐるみ、違う作家さんの作品です。黒い子は、この前の展示「静寂とバグ」のazzuさんの作品、白い子は昨年9月に展示「しゅうごう!」の木南玲さんの作品です。「静寂とバグ」は不思議、面白い、少しダークな感じ、「しゅうごう!」はかわいさを追求したような感じ、作風はかなり違うのですが、2人の作品をもってくると、これがすごく相性がいい。もちろん単体でもかわいいのですが、2人いたほうが断然かわいい、お互いのよさを引き出しているように感じました。
あまりの可愛さに、Instagramに載せてしまったのですが、ここで少し不安になりました。お二人は多分全く面識がないし、私が勝手に組み合わせて喜ぶのはいいにしても、Instagramに載せちゃってよかったのだろうか?と。
ほどなくそれは杞憂だったことがわかりました。お二人から「相性最高ですね!」「ペアで可愛がってください!」とのコメントをいただき、お二人とも自身のInstagramのストーリーにも載せてくださいました。ヤッホー。
面識のない作家さんの作品がジュイエにやってきて、Instagramでつながっていくのも今時だなぁと思いながら、だからこそ、この子たち2人とも大切にしなくてはとも思いました。白い子も黒い子もギャラリーにこっそり飾ってあります。いつか誰かが見つけてくれると嬉しいです。
今週の展示は「Contrast」イラスト、絵画の4人展です。すっきりとまとまった、鑑賞しやすい空間で、静かな空気がギャラリーに流れます。4人の作品のContrastを是非お楽しみください。27日迄です。
AIの幕間の注意喚起
今展示している作家さんが、自分の作品を埋め込んだ画像で、スマホのトップ画面にしていました。なんとChat-GTPで作ったそうです。そればかりか、電車の乗り換えもChat-GTPで聞くと丁寧に教えてくれて、検索よりもはやいそうです。便利そうだけど、いったいどういうときに使ったらいいんだろう?と思っていた私には目から鱗が落ちたような感でした。
そういえば、先日歌舞伎座の幕間での注意喚起(録音、録画をしてはいけないなどという類のものです)も、聞きやすいけど、ややぎこちない感じ、Youtubeなんかで最近よく聞くナレーションの感じだったので、AIをつかっていたのだと思います。おぉ歌舞伎座でもAIのナレーションつかっているのねぇ、いまどきだなぁと感心。
ところが意味は通じるけれど、日本語の表現としてなんかおかしいというところもありました。例えば、スマートフォンは電源から切ってくださいのくだり、「まだの方はこの機会に宜しくお願いします」というのがありました。もちろん意味は通じるのだけど、おいおい、電源は絶対切ってほしいはずなのに「この機会に」なんてのんびりしたこと言っていていいのか?「忘れずに」としたほうが、自然ではなかろうか?などと思ったのでした。
この辺が、まだまだなところなんだろうけど、確実にいろいろなところに入りこんでいるんだなぁと思います。この不自然な幕間の注意喚起も、いつのまにか修正されているのかもしれません。今度行ったときに注意して聞いてみようと思います。
今週の展示は「静寂とバグ」unknown world 2nd exhibition。culumi / azzu による陶器、イラスト、映像のインスタレーションです。全体の雰囲気と個々の作品の調和が素晴らしい。会場に来ると「静寂とバグ」というタイトルに納得します。観たことのない不思議で面白い世界へ是非。20日まで。
歌舞伎座のパン
歌舞伎が好きで、ほとんど毎月歌舞伎座に行っています。
歌舞伎はほぼ昼、夜の二部制で、昼の部が11時くらいから、夜の部が4時くらいからはじまります。となると、昼ごはんまたは晩ごはんを歌舞伎座で食べることになります。歌舞伎座内に食堂はあるけれど、昔の歌舞伎座のようにそば食堂とかカレーとか手軽なものがなくなり、しっかり目の食事、お値段もそれなりにする、だったら幕間の30分くらいで食べるのはちょっとというわけで、どこかでお弁当を買ってもっていくというのがほとんどです。
そもそも、江戸、明治時代の歌舞伎は1日中やっていて、あまり面白くない芝居のときに、もっていったお弁当を食べるというのが常です。その名残で、今でも客席で食事をしてもよいことになっています。幕間で売店でコーヒーを買って、客席で飲むのも全く問題ありません。このおおらかさはすごくいいよなぁと思います。
それで、最近気に入っているのが、歌舞伎座の地下にある木挽町広場で売っている「歌舞伎座のパン」、味も美味しい、形も可愛い。「歌舞伎座」や隈取の焼き印が押してあって楽しいし、なにより値段がリーズナブル。お昼ご飯にぴったりです。こういうパン屋さん、近所にもほしいよーと思って調べてみたら、なんと、歌舞伎座内で作っているのだそうです。えー歌舞伎座の中でパン焼いているの~、とびっくり。伝統演芸の歌舞伎の横で、美味しいパンを作ってるって、おもわず笑みがこぼれます。
木挽町広場は地下鉄直結で、誰でも自由に入れるので、機会があれば、お試しあれ。
今週の展示は「always / never end(ing)」井上恵美梨、酒井優衣による、写真、映像、インスタレーション。照明をおとした、不思議で落ち着いた空間。灯の揺らぎが神秘的な雰囲気を醸し出します。是非おこしください。6日まで。
スクエア - 「感覚サンセーション」
以前、CDジャケットサイズの20ページくらいの写真集をつくったことがあります。出来上がってきた小さな正方形の写真集は、おしゃれな感じで、手に取るとわくわくしたという記憶があります。
正方形のものって何がある?CDやMD、ハンカチや風呂敷、四畳半の座敷、折り紙、立方体だけれどルービックキューブなんかも正方形のひとつかなぁ。意外と出てこないです。長方形のもののほうが、たくさんあるような気がします。
今、開催中の「感覚サンセーション」は「スクエア」をテーマにしています。展示されている作品はすべてスクエア(正方形)、そのせいかとてもリズミカルな感じを受けます。私のお気に入りは、松本さとみさんの
4枚のスクエアで構成された作品。4枚のうちの1枚は、ニードルパンチの機械編み(あー、今日名前聞いたばかりなのにもう忘れてる)のようなものでできています。その手触りが少しもふもふとして、髪の毛の質感がリアルにでています。おしゃれで、オリジナリティも感じられて、いい作品だなぁと思います。
ところが、正方形の作品が並ぶと、リズミカルでおしゃれな感覚と引き換えに、不安定さと落ち着かなさも感じます。日頃、Fサイズ(長方形)の作品を見慣れているせいもあるかもしれませんが、構図の難しさと正方形そのものがもつ性質がそうさせているのかもしれません。
考えてみれば、書類のAサイズ、Bサイズは長方形だし、封筒なども正方形ってあまりみかけません。長方形があふれている中で正方形(スクエア)を選んだ挑戦は評価されるべきものでしょう。
よくも悪くも、おしゃれでリズミカルだけに終わらなかったこの展示のもうひとつのテーマは「スタイリッシュ」。これには「世俗的であること」も含まれているそうです。世俗的なものは、往々にしてまとまりがなく雑然としている、妙に説得力があるテーマだと、最後に展示者の皆さんから回答をもらったような気がしています。
今週の展示は、上述の「感覚サンセーション」、東京藝術大学油画専攻の4人展、来場特典のZINE(会期中は無料)も面白いので、 是非お手にとってご覧ください。15日まで。