管理人の独り言

管理人の独り言 le monologue

瓢箪(ひょうたん)

Category: General

「瓢箪から駒」という言葉があります。これは、「口の小さい瓢箪から馬(駒)がでる」から転じて、「ありえないことが起こる」とか「冗談で言ったことが本当に起こる」といった意味です。瓢箪から馬がでてくるのを想像すると面白くて、気に入っている言葉のひとつです。

今、開催中の「夏の幽品展 ~~冷やし書道展、始めました~」は幽霊やお化けなど怖いお話がテーマの書道展で、それぞれ趣向を凝らして、作品を制作、展示しています。
この展示、入口近くに、ひっそりと瓢箪が置いてあるのです。添えてある説明を読めば、「瓢箪は邪気を吸収するパワーがあります」とのこと。なかなか粋なはからいです。

ふーむ、瓢箪からは、何かがでてくるだけではなくて、閉じ込めるということもあるのね。ちょっと興味をもって調べてみました。
いろいろでてきました。宇治拾遺物語には、「いくらでも米がでてくる瓢箪」が出てきたり、西遊記には、「返事をすると吸い込まれる瓢箪」が出てきたりするそうです。なるほど、何かが出てきたり吸い込まれたりするではないですか。昔から瓢箪が不思議なものという考えはあったのですね。それだけでなく、古来中国では瓢箪は薬として使われ、現在でも糖尿病の治療薬として研究されているそうです。

あの瓢箪のくびれた形からしても、何か不思議です。邪気を封じこめるのも納得です。


夏の幽品展夏の幽品展
今週の展示は上述の「夏の幽品展」、東京学芸大学書道サークルの作品展です。右側の写真がその瓢箪です。夏の肝試しに是非お越しください。15日まで。
(2017年08月12日)

人口知能が暴走する?

Category: General

車を自動で運転したり、アナウンサーなしでニュースを読んだり、身近なところでは、スマホのSiriなどの音声アシスタント機能など、人口知能(AI)が活躍する場面がふえてきたこの頃。人工知能が人間の仕事を奪うなどの意見もあるようですが、また別の仕事も生まれると思うので、人工知能が発展するのは肯定的な私です。

ところが、この前テレビのワイドショーで、ちょっと怖い話を聞きました。フェイスブックが独自に研究開発している人工知能で、予測不能な事態が起きたといいます。それは、人工知能同士に英語で会話させたところ、(人間が)理解不能な言語で話すようになったということです。実験は中止されたそうですが、これには少々寒気を覚えました。一つ間違えれば、人口知能が人間が理解できない世界をつくってしまう可能性があるということですよね。

SFの世界でしか考えられなかったことが、現実に起こりうる可能性がなきにしもあらずで、ひとつ間違った方向に行くと、大変なことになるのかもしれません。
そんなことにならないように、しっかりしなければいけないのはやっぱり人間ということになるのでしょうか?何事も暴走は怖いですね。

ショートケーキショートケーキ
今週の展示は、明星れい ART EXHIBITION 「ショートケーキ」、インスタレーションの展示です。少し不思議だけれど、居心地のいい空間です。若い作家さんの感性を感じてください。8日まで。
(2017年08月05日)

懲りずに再び謎解きゲーム参戦

Category: General

5月に街歩きの謎解きゲームに参加して、すべての謎解きができなかったのに、それに懲りずに、今度は、わざわざ箱根まで行って、ホテル体験型謎解きイベントに参加してみました。(このイベントは既に終了しています)

日帰りでも参加できますが、そんな体力はないので、宿泊も予約しました。
チェックイン時に「すすきの原と怪盗団」という、B6版の100ページほどの本が渡されます。
謎解き本

ホテルで絵が盗まれ、その犯人と隠し場所をさがすという設定ですが、謎のボリュームが多く、いやはや難しい。(だが面白い)
3時すぎから初めて10時が〆切なのですが、到底時間が足りません。もうリタイアだなと思っていたら、優しいホテルの人がたくさんヒントはくれるは、時間は11時までのばしてくれるはでしたが、それでも終わらなくて11時15分にやっと答えを提出できました。やっと事件解決・名探偵となれましたが、これは、すごくおまけしてもらったという感じでした。
おまけの正解だったけど、謎を解くためにホテルのいろいろな部屋に入れるし、いつもと違った感じの旅行は新鮮で、しかも面白かったです。

こんなにたくさんの謎を解いていくと、自分の得意な部分と不得意な部分がよくわかります。得意なのは法則を解いていく謎、不得意なのは直観的に判断する謎、とくに図形がでてくるとなかなか解答にたどり着きません。
時間がかかるのは年のせいか?でも、慣れもありそうなので、次はもう少しスムーズにできそうな気がします。って、次もまた参加する気でいるなぁ。
(2017年07月25日)

バベルの塔

Category: 演劇・美術
4月から都美術館で始まっている、ブリューゲル「バベルの塔」展に、先日やっと行ってきました。

今年の初めにこの展覧会を知って、ブリューゲルの「バベルの塔」が2つあることを知ったときから、ずっと行きたいと思っていたのに、なんやかんやで、終了も近い頃になってしまいましたが、幸運にもそこまで混んでいなかった(いや、もちろん混んではいましたが)ので、「バベルの塔」もじっくりと見ることができました。

「バベルの塔」はウィーンの美術史美術館の通称「大バベル」とロッテルダムのボイマンス美術館の「小バベル」とあり、今回の展示は「小バベル」のほうです。どちらが好きかは、好みによると思いますが、「小バベル」のほうが、細かいところまでの描きこみがすごい。けっこう近くまでよってみれるのですが、人物などは、はっきり見えません。どうがんばっても、ここに人らしきものがいるくらいなのです。

これを助けているのが、300%の拡大複製画、こちらにはそんなに人だかりがありません。複製画のクオリティもとてもよいので、実物をおさらいするにはもってこいです。ここまで描きこんでいるのは素晴らしいです。
時間がなくて行けなかったのですが、ご近所の東京藝術大学では立体化した「バベルの塔」や110%拡大の複製画などもあるそうで、こちらも見てみたかったです。あとで知ったのですが、実物と区別がつかなくなるといけないので、ボイスマン美術館から「実物と同じではなく110%で」という要求があったそうです。今の複製技術ってすごいんですねー。

「バベルの塔」展、とてもよかったです。できることなら、印象が鮮明なうちにウィーンに行って、もう一度「大バベル」も見てみたいなぁ。


ALIGHIT展示会ALIGHIT展示会
今週は、「ALIGHT 展示 即売会 ”花咲くころ”」です。花が咲いたような素敵な洋服の展示です。どなたでも入場できますので、是非お越しください。7月3日まで。


(2017年06月30日)

鎌倉・横浜、ディープな一日(2)

Category: General
明月院は、土曜日・快晴ということで、かなりの人出。でも、止まることなくうゆっくりと進めるので、それほどでもないのかもしれません。肝心の紫陽花はというと、『綺麗ー!』の一言につきました。満開まではあと少しという感じでしたが、枯れかかっている紫陽花は皆無でどこも美しい。もしかすると一番の見ごろだったのかも。
紫陽花紫陽花
あまりの美しさに、丸窓の写真をトップ画につかってしまいました。
紫陽花の少し控えめな紫がかった青が好きです。こんなに群生して見事に大輪が咲いているのに、あまり主張していません。そんなところが魅力でもあり、不思議でもあります。

小一時間見て歩いて、まだ時間が少しあったので、帰り道に「葉祥明美術館」にもよってみました。入口のグッズ売り場が混んでいるので、中も混んでいるのかなぁと思っていたら、誰もいない!座りやすいソファーもあり、ゆっくり贅沢な時間を過ごせました。外の雑踏が嘘のようです。

北鎌倉を12時くらいにでて、横浜に12時20分に到着。待ち合わせの桜木町のロイヤルパークホテルは45分の待ち合わせ。余裕でまにあうなと思っていたら、なんと京浜東北が事故でとまっているー。いや都内ならなんてことないです。でもここは横浜、「市営地下鉄で桜木町まで行ける」のアナウンスが入っても、横浜の地下鉄なんか乗ったことがないよぉ。と嘆いていてもしかたがないので、急いで地下鉄に向かいます。JRのすぐそばにみなとみらい線の駅があり、ひょっとしたら、みなとみらいからでも行ける?と思ったのですが、悲しいかな、みなとみらい駅と桜木町駅の距離感がわからない。けっきょく安全策をとって地下鉄で。15分遅れで、やっと到着しました。あーくたびれた。

そのあと、ロイヤルパークホテル最上階の中華レストランで、美味しいランチ。窓側の席で、横浜が一望でき、またまた贅沢な時間。友人とも久しぶりで話がはずみ、なんとランチに3時間。

いろいろあってディープな一日が終わり、家に着いたのが7時前。えーこんなにいろいろあったのに、まだ7時?早起きは三文の得ですな。
 
(2017年06月17日)

鎌倉・横浜、ディープな一日(1)

Category: General
浮世絵の講座で遠近法のことについて勉強しました。そのときに、鎌倉の鶴岡八幡宮の二の鳥居から三の鳥居までの参道が大人2歩分くらい狭くなっていて、本殿がより遠くにあるようにみせている。鎌倉時代から遠近法の概念が入っていたという話を聞きました。

偶然にも、知り合いの作家さんの鶴岡八幡宮の舞殿での結婚式におよばれしたので、これは、実際に歩いてみたいと鎌倉に向かいました。
結婚式は9時に始まるので、6時半に家をでて、8時20分に鎌倉着。梅雨どきにもかかわらず真夏のように暑い日でしたが、朝だからまだ涼しいに違いない、と信じて、日陰など全くない誰もいない参道を歩いてみました。なるほど、明らかに二の鳥居より三の鳥居付近のほうが狭い!(しかし、暑い)
何も考えないで歩いていたら多分気づきません。すごいなー、鎌倉幕府。

舞殿での結婚式はとどこおりなく進み、10時には体があきました。1時に、友人と桜木町でランチの約束をしていたので、あと2時間は鎌倉にいられます。時は6月、紫陽花で有名な明月院に行くことにしました。
明月院はとなりの北鎌倉の駅からすぐなので、電車で移動。
北鎌倉の駅についたら、カメラを持った人がたくさんいて、踏切付近で構えています。珍しい電車でも通るのかしらんといっしょに見ていたら、あまりみたことのない臨時電車が通過していきました。あとで調べたところ、急行『ぶらり横浜・鎌倉』号で、いわき~鎌倉間を走る、紫陽花の時期限定の臨時電車らしいです。

人波について歩いて、お目当ての明月院に到着。このときまだ10時40分。すでにいろいろなことを体験したような気がします。(つづく)
(2017年06月16日)

10年という日々 ~タカハシカオリ個展~

Category: General
先週の金曜日から、ギャラリー企画のタカハシカオリ個展「なりきりエキシビジョン」が始まっています。

タカハシさんとの出会いは2006年、学生時代のお友達とグループ展で、ギャルリー・ジュイエを借りてくれたことから始まっています。タカハシさんのそのときの作品と卒業制作に惚れ込んで、個展開催をお願いしたのが、翌年の2007年の5月。ちょうど10年前です。
タカハシさんにとっては初個展となったその展示で、頭が動物で体が人間というアニマルシリーズが生まれ、その後、それが、さまざまな場所でさまざまな日常のストーリーをつくっていくことになります。

「10年」とひとことでいえば簡単ですが、その間に起ったさまざまなことを考えると、気の遠くなるほど長い年月でもあり、反面、あっという間に過ぎ去っていった日々でもあります。
10年前はスマホもなかったし、SNSもありませんでした。展示の告知のしかたも大きく変わり、スマホやSNSで手軽に、展示の告知や展示の様子を知らせることができるようになりました。反面、情報にながされたり、簡単にできるがゆえの不都合も多くなってきたような気がします。
自分が年をとっていくのに、日進月歩どころか秒進分歩のネット世界についていくのも青息吐息、いやはや大変なことです。

10年たって、タカハシカオリさんのフィギュアも確実に進歩しています。しかし、そんなに早い歩みではない。10年前のフィギュアは、今、少し大人になってやってきた。10年前大学を卒業して就職浪人をしていた犬のタカハシ(フィギュアのキャラクター)は1児の父となって、ジュイエに戻ってきています。人の歩みと同じくらいの速度に、どこかほっとしている私がいます。

今回は、日常から離れて、いろいろなキャラクターになりきったフィギュアが展示されています。思いっきり楽しくて、ほのぼのとする「なりきりエキシビジョン」に是非、是非お越しください。5月30日までです。


なりきりエキシビジョンなりきりエキシビジョン
右の写真、ミツバチになりきった小さなフィギュアが、私のお気に入りです。

(2017年05月25日)

街歩きの謎解きゲームに参加してみました

Category: General
前からやってみたかった謎解きゲーム、脱出ゲームのように時間制限があるのは、ちょっとハードルが高いかなと思っていたら、街歩きの謎解きゲームがあると聞きました。それが、リアル謎解きゲームin丸の内「時空の迷い人と不思議な書物」。丸の内なら近いし、いいじゃんとばかりに参加してみました。

まずは、丸の内の丸善でキットを買い、東京駅付近からスタートです。
東京駅

江戸時代から迷い込んできたお姫様に出会い、姫を連れて謎をとき、最後に江戸に帰すという設定。なるほど皇居付近だから江戸のお姫様ねぇ、設定もうまくできています。終わりのほうで行き詰って(個人的都合で)時間切れ、残念ながらすべての謎は解けませんでした。

丸の内・皇居・有楽町・大手町とあっちこっち歩き回り、結構な運動量、シャトルバスにも乗ります。このあたり、東京駅はもちろんのこと、美術館や国際フォーラム、パレスホテル、帝国劇場など行ったことがある場所が多くあります。しかし、それぞれ最寄りの駅から行くので、ピンポイントでは知っていても、その繋がりは今一つよくわかっていなかったのが、クリアにわかるようになりました。また、無料の巡回シャトルバスの存在を知ったりで、面白い体験でした。
美術館併設の、天井の高いカフェでちょっと贅沢なランチもして、最後まで謎は解けなかったけれど、頭と体を使った楽しい1日でした。

スマホを使っての謎解きなのですが、字が小さい。タブレットならいいのだろうけど、ピンチアウトできるといいなぁと、そこだけがちょっと不満でしたが・・・
けっきょく、家に帰ってから、参加した人にヒントなどもらいつつ、最後までクリアしました。(最後の謎はなんだかなぁという感じ。もっとすっきり終わりたかったかも)

最終画面


リアル謎解きin丸の内は5月いっぱいまで開催しています。キットは1500円でしたが、グループで1つ購入すればいいので、まぁお手軽。いつでも、時間制限なしで参加できるので、謎解きに興味のある方にはお勧めです。
(2017年05月12日)

「不信 ~彼女が嘘をつく理由~」

Category: 演劇・美術
三谷幸喜作・演出の「不信 ~彼女が嘘をつく理由~」を見に行きました。
東京藝術劇場シアターイーストで上演、ここは300席くらいの小さな劇場です。ひさびさの小劇場での演劇ということで楽しみにしていました。

真ん中に舞台があり、両側に客席という構成なので、H席ながら前から3番目といういい席。真ん中の舞台というのは、今はもう閉館してしまいましたが、演出がおもしろくて好きだった青山円形劇場を思い出して、開幕前から期待が高まります。

(以下少しネタバレがあります。これから観に行く方、ご注意ください。)
舞台は引っ越してきた若夫婦(段田安則、優香)が、隣の中年夫婦(栗原英雄、戸田恵子)に挨拶に行くところから始まります。そして、その隣家が「雨上がりの動物園」のような異様な匂いがするという、ミステリアスを予感させるような出だしです。あるとき、隣の中年の奥さんがスーパーで万引きをするところを見つけてしまい、それが発端となり、物語が徐々にエスカレートして、嘘に嘘が重ねられ、さらにいろいろ伏線がはられ、どんでん返しに至ります。

真ん中にある4つのスツールを右や左に移動するだけの演出。スツールを移動させる音が最初は少し気になりましたが、物語が進みにつれ気にならなくなります。舞台が真ん中なので、役者さんの顔が見えたり見えなくなったり、それが人の表と裏、真実と嘘を表しているような気がして、地味だけれど、うまい演出だなぁと感じました。ストーリーも面白かったし、芸達者な役者さんをそろえ、これが演劇って思わせるお芝居です。いやー演劇を堪能しました。しかし、ミステリーながら、シニカルなコミックという感じもするので、人により好みは分かれるところかもしれませんが・・・


ブータンブータン
今週の展示は「ブータン王国の染と織」。ブータン国王から称号が贈られたダショー西岡の奥様の企画の展示です。 ブータンの布、バック、民芸品、書籍など。繊細なブータンの織物は必見です。是非お越しください。25日まで
(2017年04月22日)

小さい者が大きい者を -テニス西岡選手の活躍ー

Category: General
かなり前のことになりますが、大相撲で小兵の舞の海が「技のデパート」と呼ばれ、多彩な技で大型力士を倒すことで人気があり、楽しみに見ていた時期がありました。

今、開催中のテニスのマスターズのインディアンウェルズ(アメリカ)大会で、日本の西岡選手が大活躍。(4、5年前から見るだけですが、テニスにはまっております。)
西岡選手は身長170㎝の小柄な体格、今のテニス界は180㎝でも小さいくらい、190㎝を超える選手も少なくありません。もちろん身長が高いほうが有利と言われています。そんな小柄の西岡選手が、ボールを拾いまくり、多彩な変化をつけてボールを返し、大きな選手を倒していく。最大の身長の選手との差は、なんと41cm、まるで大人と子供ほども違う差で、勝利を奪う、その姿は痛快で、ふと舞の海のことを思い出しました。(舞の海も170cmくらいでしたね)
日本人以外の観客も小さくて頑張っている西岡選手のことを、応援している人が多かったそうです。

そういえば、昔話の「一寸法師」も、大きな鬼の体の中に入ってやっつけるという話だったし、旧約聖書にも巨人ゴリアテを倒すダビデの話があります。古今東西問わず、小さいものが大きいものを倒すのは、人の心をうつのかもしれません。

それにしても、これからのテニス界、錦織選手とともに、西岡選手も楽しみです。次はマイアミの大会、でもまた時差が悩ましい・・・


梨凛花~rinrinka~2017春夏コレクション梨凛花~rinrinka~2017春夏コレクション
今週の展示は、「梨凛花~rinrinka~2017春夏コレクション 展示即売・予約会」。春らしい軽やかで優しいお洋服の展示即売会です。アクセサリーの販売もあります。どなたでも入場できますので、ファッションに興味のある方は是非お越しください。20日
(2017年03月18日)
©2003-2013 Galerie Juillet.