管理人の独り言 le monologue

コスパとタイパ

最近、ところどころに電動キックボードのL●●Pのポートを見かけます。こんなところにポートと?驚くほど狭いところにもあって、調べてみたら23区内地図上にびっしりとL●●Pのポートがありました。
なるほど、狭いスペースを利用するので、たくさんポートを設置できるのですね。これならどこでも。乗り捨てできるし、短時間なら料金も安価、16歳以上であれば免許も不要とあれば、これは便利です。特に山手線外だと、近いけど、電車やバスだと不便というところも多いので、これは流行るかも。
詳しいシステムは知りませんが、ポートにQRコードがあるので、おそらく、あらかじめ登録しておけば、QRコードを読み取って、料金などが決まるのでしょう。メンテナンスは必要でしょうが、ポートは無人だし、今時のよく考えられたシステムだなぁと思います。

そんなことを思っていたら、メル●●がモバイルシステムを初めて、2ギガと20ギガのプランがあり、ギガがあまったら(2ギガユーザーに)売ることができるというのを耳にしました。ギガを売るというのが、メル●●ならではですね。モバイル市場は多くの企業が参入しているので、これが流行るかどうかはわかりませんが、今時の発想であることは間違いありません。

けっきょくのところ、新規の市場開拓は、コスパかタイパを意識しないとこれからはダメなのかもと思わせる内容でした。この時代を私たち昭和世代は生きていけるのか?と不安にもなりますが、無駄というのも大切なものかもしれないので、あせらずゆっくり生きていこうと思います。


アトまたリエ アトまたリエ

今週の展示は「アトまたリエ」。 横浜美術大学 絵画コース9人でのグループ展。キュレーターさんもいるので、多人数、多ジャンルながら、まとまりのある展示となっています。物販も豊富で楽しい展示です。是非お越しください。11日まで。

「べらぼう」と「きらら浮世伝」

今年は大河ドラマで「べらぼう」をやっています。
「べらぼう」は2年前に発表になってから、前回の「光る君へ」を通り越して楽しみにしていた番組です。「光る君へ」も大学は日本文学科卒の私には、平安文学だし、興味はあったのですが、失礼ながら、はやく2025年にならないかなぁと思っていました。

というのは、主に明治初期の浮世絵を少し持っていて、浮世絵は大変興味があります。ギャラリーで展示したこともあり、展示のために、浮世絵の勉強もけっこうしてきました。
「べらぼう」の主役の蔦屋重三郎は江戸の版元、喜多川歌麿や葛飾北斎を発掘、謎の作者東洲斎写楽をも見出した人、そんな人に興味を抱かないわけはありません。とはいうものの蔦重のことを詳しく知っているわけではなかったので、今年の大河は本当に楽しみでした。

そんなところに、二月の歌舞伎座で「きらら浮世伝」をやっていたので見てきました。こちらも蔦屋重三郎のお芝居、面白かったです。37年前に中村勘三郎さんが銀座セゾン劇場で演じたものの再演なので、大河の「べらぼう」よりずっと前からあったお芝居なのですが、時期的には重なっているので、まるで先にダイジェスト版をみたような気になりました。むしろ大河の主役の横浜流星さんよりも、歌舞伎の中村勘九郎さんのほうが、私の蔦屋重三郎のイメージに近く、37年前の勘三郎さんのも見たかったなぁと思いました。

そのうち歌麿や北斎や写楽がでてくる「べらぼう」のこれからがすごく楽しみです。明日も「べらぼう」の放送があるし、1年間楽しめそうです。

蔦重が生まれた地、新吉原の浮世絵があったのでここに貼っておきます。

東京新吉原
東京新吉原仲の町夜櫻の景

明治15年発行の銅版画(あとから着彩、ニス引きしたもの) 桜が満開なのでちょうど今頃ですね。


二人展見つめあい 二人展見つめあい

今週の展示は「二人展 見つめあい」。 日本大学芸術学部と武蔵野美術大学の学生さんの、絵画、イラスト、コラージュの展示です。コラボ作品などもあり、2人の仲のよさが伝わってくる素敵展示です。3月4日まで。

チョコレート

昨日2月14日はバレンタインデー。今のバレンタイン事情がどうなっているのかよくわかりませんが、私がOL時代は義理チョコを配るのが大変でした。職場のどの人まであげるべきかの判断が至難の業、それに予算との兼ね合いもあるし、わくわくするというよりは、どちらかといえば憂鬱な日。その後、ホワイトデーが盛んになり、3月14日にお返しがいっぱい返ってくるようになりました。あげたらお返しという、日本文化が混じってきてしまい、それもまたなんかなぁ、もらいっぱなしでいてくれたほうが気が楽なのに、と思ったりしたものでした。

今は、バレンタインデー近辺には、百貨店などで「Salon de Chocola」など、チョコレートフェアが開催されて、高級チョコレートを、自分用に買うようです。先日ニュースでみたのは、予算3万円という人が紹介されていて、もちろん主に自分用らしいのですが、チョコレートに3万はすごいなぁと感心したり。でも年に1回、自分に贅沢するのは悪くないと思います。

チョコレートは私も大好きです。でも、板チョコのように何も入っていないそのままのブラックチョコレートが好きで、●城●井の、平たい小石のような形の70%くらいのチョコが最高だと思っているので、そこまで、高級なチョコは買ったことがありませんが…

でも、そんなリーズナブルなチョコも値上がりするわ、量は少なくなるわで、最近のカカオ不足の深刻さを感じます。バレンタインデーの自分用チョコが、いつまでも気軽に買えるといいなぁと思います。


写真展Alonely 写真展Alonely

今週の展示は「写真展 Alonely」。 スタイリッシュでおしゃれで、それでいて少し寂しい、そんな写真展です。夕方からはがらりの変わってミニシアター?作品のスライドショーの映像がご覧になれます。素敵な展示ですので、是非お越しください。18日まで。

照明のLED化と助成金申請

昨年末に、ギャラリーの照明の一部をLED化しました。他の部分は既にLEDになっているのですが、ダウンライト部分は照明器具ごと替えなければいけないので、工事が必要、当然お金もかかるということで、なかなか行動にうつせませんでした。でも反射板などの部品もすでに生産していないし、21年つかっていれば、照明器具自体の寿命も心配。なんといっても照明はギャラリーの要です。
そんな風に思っていたところ、LEDにすれば、一部助成金が区からでるというのがわかり、これはいい機会、重い腰をあげることにしました。

とはいうものの、申請がなかなか面倒です。まずは工事の前に、見積やら不動産の現在事項証明書(又は賃貸証明書)現況の照明などの資料、区の基準にあっている新設予定の照明器具のカタログなどを添付し、工事申請書を提出、ここまでが一段階。
書類揃えて区に提出、約1か月後に申請が通りましたというお知らせが届きます。ここに工事完了後の申請書が同封されてきます。
そして、工事中に、照明型式表示部分の写真を撮る、終わってから、その写真をもとに資料をつくる、新しい照明の配置図などもつくって、工事費の領収書の写し、納品書なども添付して、再度区に提出。しかも、捺印は最初の申請と工事終了後の申請と同じハンコでなければいけないと、なかなか厄介でございます。(今ここです。まだ正式に助成金もらえるかどうかのお知らせはきておりません)

まぁ、不正を働かれては困るから、厳重にするのはわかるんですが、もう少しなんとかならないのといいたくなるくらいの面倒くささでした。私はこういうの得意なんで、まあいいんですけどね。区の担当の人も「資料を全部自分で作ったんですかぁ?」と驚いていたぐらいですから、誰がやっても大変なのでしょう。

コロナ以降、個人でも申請できる助成金ってけっこうあるのを知ったので、区のホームページをよく見ています。このLEDの助成金もそれで知りました。自分で取りに行かないと、あることすらわからない。その上、手続きが面倒なので、やらない人多いんだろうなぁと思います。予算に達しなければ、翌年はそういう助成がなくなってしまうし、せめて、自分だけでも頑張ろうと思っています。

新しい照明は新年から使っております。少し色が白っぽくなりましたが、なかなかいい感じです。特に写真は照明によく映えるような気がします。

こんなに苦労した上での新しい照明なんだから、助成金、無事に通りますように。


写真展hello 写真展hello

今週の展示は「写真展 hello」です。25歳記念の写真展、撮る自分と撮られる自分、両方の作品を展示。比べると共通点もあり、違うところもあるという、透明感のある興味深い写真展です。3日間だけなので、19日(日)まで。是非お越しください。

「善悪」という展示

明けましておめでとうございます。本年も「管理人の独り言」も含め、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、新年初の展示、「善悪」が昨日から始まっています。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科2年のオ・ヘジュさんと矢野凜々子さんによる2人展です。

善悪をテーマとして、ギャラリーの左右のスペースでわけて、善と悪を表現するという構成なのですが、これがジュイエのスペースにとてもよくあっています。
ジュイエにいらしたことがある方ならわかるのですが、ギャラリースペースは壁で真ん中を仕切られています。何もない場合でも、左側の広いスペースは広がりを感じ、右側の狭いスペースは吸い込まれるような狭まりを感じます。それを生かして、善なるエリアは明るくぱぁっと広がる感じに、悪なるエリアは、中心に吸い込まれていくような感じに構成されています。作家二人の個性を生かした、ある種、インスタレーションといってもいいような展示です。
そうか、二人は空間演出デザイン学科に所属しているから、空間の使い方が上手なのですね。こういう学生さんならではの自由な使い方は、とても好感がもてます。

善悪

誰でももちうる感情の「善」と「悪」。善だけでできているものでもないし、さりとて悪だけでもない。 善は優しく明るい感じがするし、悪は暗く悲しく、時に残酷だけれど、どこか魅力的な響きもあります。 悪を排除して、なるべく善の感情で生きていきたい。とは思うけれど、悪の魅力も捨てがたい、そんな葛藤の中で、人は生きていくのかもしれません。

そんなことをも考えさせるような素敵展示です。14日まで開催していますので、お時間ある方は是非お越しください。

善悪 善悪

103万円の壁

最近よく聞く言葉に「103万円の壁」というのがあります。これは、基礎控除の48万円と給与所得控除の55万円を足したもので、ここまでは税金がかからないということですね。一般的には扶養に入れて、社会保険料もかからないということ。まぁこれとて会社員の家族のみのことで、すべての人がそういうわけではないのですが。

卒業して社会人になって以来、扶養という概念は、私には全く関係のないことなので、103万円はわかるけど、その先の106万円とか130万円の壁って何ぞや?という感があります。 今日のニュースに「自民党が103万から123万円に引き上げるという案を国民民主党に出したけれど、国民民主は拒否」というのがあったけど、はて?私に関係あるのはどこなのでしょう?少なくとも私には123万円という数字は関係ない気がします。

少し話は違いますが、先日どなたかがSNSで「ボーナス100万円もらったけど手取りは60数万」ということを言っていました。ひゃー、今ってボーナスの3分の1も引かれてしまうのって驚きました。私がOL時代の20年ほど前は、税金と雇用保険だけだったので、せいぜい1割程度、今の会社員の社会保険料負担ってけっこうなもんだなぁと思います。

これは扶養されている人の分を他の皆で負担しているということで、それを考えると、会社員の奥さんが扶養という名のもとで、社会保険料が無料になるのは、時代にそわないのかもしれないという気さえしてきます。

103万の壁を123万とか178万(国民民主が要求している金額)にするとかより、もっと根本的に考えなきゃいけないことがあるような気がします。もちろんこれも悪いことではないのだけれど…


CROSS ROAD CROSS ROAD

今週の展示は「CROSS ROAD」衣服、アクセサリー、文学、絵画と多彩なジャンルのグループ展、ジュイエ今年最後の展示です。12月らしいキラキラ感のある展示、どなたでも楽しめるので、是非お越しください。17日まで。

暖簾という装飾 - 「悪夢で逢えたら」と「Sssnake」

20年以上ギャラリーをやっていて、入口につっぱり棒で暖簾のようなものをつける装飾をしたことはないし、そんなこと想像もしていませんでした。初めてそれをやったのは1か月前の展示「悪夢で逢えたら」でした。こんな感じですね。
暖簾の装飾

ところが、それに影響されたのか、今開催されている「Sssnake」でも暖簾の装飾を採用しています。
暖簾の装飾

2つの装飾は、自らの展示を象徴するようなロゴマークをつけているということは共通しています。しかし、その意図するところは少し違います。「悪夢で逢えたら」は、完全に遮光のため、ギャラリー内の暗めの照明の雰囲気を妨げないように、また、ギャラリーに入ったとき驚きを感じるように備えつけたという感じです。
それに対して「Sssnake」は中が見えるように、短めの暖簾を一番下を160㎝より少し上くらいに設定しています。標準の身長の人ならば十分中が見えるし、背の高いひとは、少し暖簾をめくれば見えます。(実際そういう風にのぞいている人もいました)
双方、違う意味をもたせたところが面白いなと思います。

日本語には、「暖簾に傷がつく」とか「暖簾分け」という言葉があります。それぞれ、暖簾はただの布ではなく、店の品格を感じさせる言葉だと思います。
2つの展示も、くぐって入るところはまさに暖簾だし、作家や展示を大切にするためのものというのも共通しています。

作家さんの発想に脱帽です。雨風対策に気をつけてもらえさえすれば、暖簾の装飾はあり。うん、新しい発見です。


Sssnake Sssnake

今週の展示は「Sssnake」。書道家 藤朔馬さんとフランスのアーティストWooさんとの、来年の干支「蛇」をテーマにした、書のコラボ展示。いわゆる書の展示とは趣を異にしています。線の美しさを感じてください。百聞は一見にしかず、是非会場でご覧ください。10日まで。

山の上ホテル

駿河台にあった山の上ホテルは川端康成、松本清張、池波正太郎など数多くの文人の常宿として知られ、本の街神保町に近い、小さいながらもアカデミックな雰囲気のあるホテルで、今年の初めに、建物の老朽化を理由に休館していました。

私は、その山の上ホテルの裏手にある小学校に通っていました。大人になってからも、友人の結婚式に出席したり、坂道の半地下にある趣のあるバー「mon cave」によく友人たちと行ったりしていました。泊まったことがあるわけではないけれど、近所にあるなじみの、文学的でおしゃれなホテルという(生意気にも)特別な思いがありました。そのホテルが休館してしまったのには、一抹の寂しさがありました。

その山の上ホテルを明治大学が継承するという記事を見つけました。外観を維持して耐震工事をして、ホテル機能を存続するそうです。なんと喜ばしい!明治大学は山の上ホテルの隣にあり、大学祭へ行ったり、六大学野球で応援したりした大学で、なじみがあるだけに余計嬉しいです。
あのあたりも随分変わってしまったけれど、山の上ホテルの趣のある素敵な建物が残るのは嬉しいです。「mon cave」も復活するのでしょうか?復活してほしいです。もし復活したら、久しぶりに行ってみたい。若いころとは違う思いがあるかもしれないし、そうだとしたらそれも味わってみたいです。


第13回レッドバンブー展 第13回レッドバンブー展

今週の展示は「第13回レッドバンブー展」 毎年ジュイエで開催される多ジャンルのグループ展、多種多様ながら、よくまとまっていて毎年レベルアップしているので、どなたでも楽しめる展示です。 秋の芸術鑑賞のひとつに是非。19日までです。

席譲れマーク??

友人がバスを待っていた時のこと、若い人から、赤のヘルプマークを見せられて「これ知ってますか?」と話かけられたそうです。知っていると答えると、「よかったです。ネットで『席譲れマーク』と書かれているんです」と。

バス停での話なので、席を譲ってくださいという理由ではないだろうし、どうして話しかけられたのかはよくわからないですが、それを差し引いても、おかしなことをネットに書き込み人がいるんだねぇというのが、私たちの感想でした。

ですが、ちょっと待って。以前、席を譲ったとき、当然とばかり偉そうに無言で座ったお爺さんにあったことがあります。このとき私はちょっとむっとした記憶があります。ありがとうとか、ちょっと会釈するとかしたっていいじゃないと心の中で…
もちろんネットに書き込みしようなどとは全く思わなかったけれど、昨今のこと、そんな思いをして書き込んでしまう人は一定数いるのかもしれません。

「子持ち様」と小さい子供がいる人を揶揄する言葉もあります。これとて、お互いちょっとした気遣いがあれば、こういうことは言わないし、言われないのではないかと思います。
僅かなものであっても、誰かの権利を譲ってもらったり、協力してもらったりするわけですから、謙虚な気持ちって忘れてはいけないと思います。反対に譲ってやった、協力してやったという気持ちではなく、もっとおおらかにすれば、みんなが気持ちよく過ごせるのではないかと思います。

「ありがとう」の一言がいえるか、いえないかで、違ってくるんだよねーとつくづく思います。


悪夢で逢えたら 悪夢で逢えたら

もう会期半ばですが、OBSCR個展「悪夢で逢えたら」開催中です。イラスト中心のインスタレーション、入口をも創りこんでいるダークでブラックな空間は必見、丁寧に描かれている無彩色の線画は是非じっくりみて頂きたいと思います。10日(日)まで。

巻くということ

巻いてあるもの、反物、壁紙、糸、リボン、マフラー、ロールケーキ、海苔巻き、少し考えただけでもたくさんのものがでてきます。これらは、巻いてあってほどくと意味をなすもの、または巻くことによって形をつくるものにわかれるように思います。

ことわざを調べてみると、「舌を巻く」「ねじを巻く」「しっぽを巻く」「管を巻く」「煙に巻く」、といろいろ出てきます。良い意味もあれば悪い意味もあるけれど、巻くことによって何かがおきるということなのでしょうか?いずれにせよ、身近なことに使われている気がします。

昨日から始まった「PERSONA CURATION」は、インスタレーション要素の強い写真展です。その中にロール状になっていた細長い写真も使われています。
写真といえば、L版やA4~A0くらいの、あるいはスクエアの、細長くてもパノラマ状のようなものを想像してしまいますが、もっともっと長い、1枚の写真ではなく、大小の写真を帯のような紙にプリントしたものを展示しています。それは、壁の天井近い部分からたらしたり、Rの壁に沿わせたりしています。ギャルリー・ジュイエは天井が少し高いし、Rの壁は他にはなかなかありません。そのスペースを存分に生かしていて、なるほど、こんな風に表現できるんだと、ギャラリーをもつものとして嬉しい限りです。

搬入時は、もちろん写真を巻いて持ってきたわけで、それをほどいて広げて、設営したときのときめきは、いつもとは少し違う気がしました。これが紙ではなく布だったら、洋服や着物を作っても素敵だなぁと思ったり、いろいろ想像が広がりました。
展示が終わったあとは、写真ごとに切るそうで、今回の展示の写真と並べて、この切った写真で展示するのも、また面白いかもしれません。巻いてあったものが、ばらばらになり、また意味をもつということですね。

写真展といえば、写真を綺麗に並べてあるのを想像しがちです。もちろんそれも見ごたえがあるものなのですが、こういう風に空間ごとデザインしてしまうインスタレーション的な写真展もまた興味深いものです。
文字で書くとわかりにくいですが、百聞は一見にしかず、是非実際にご覧ください。
「PERSONA CURATION」は明日(27日)まで。

PERSONA CURATION PERSONA CURATION