管理人の独り言 le monologue

東京

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」の言葉どおり、あっという間に1月が終わり、2月に入りました。ギャラリーでは、「RESISTANCE」という二人のモノクロ写真展開催中です。
この写真展でテーマにしているのが「東京」。新宿や渋谷や池袋など300枚ほどの東京の写真を所狭しと展示されているのは圧巻です。

東京、1000万人以上の人が住み、無秩序で雑多な騒音がし、ある意味では醜い。半面多様性があり、パワーにあふれ、遊び心があり、便利で、そしてある意味では美しい。私はずっと東京に住み、ほんの8か月ほどの海外での生活を除いて、他の地は住んだことがありません。東京のよいところも悪いところも知らず知らずのうちに受け止めてしまい、すべてが当たり前になっているような気がします。そして、東京以外に住むことはもはや考えられないのですから、多分東京が相当好きなのだと思います。

この展示は、そんな私に「東京」を再認識させてくれました。特に、普段訪れれば硬質なビル群の、丸の内の夜の写真がとても美しい。そう思うのは私が都会っ子のせいなのかもしれません。
そういえば、この写真展のタイトルは「RESISITANCE」抵抗者という意味ですが、もし私がタイトルをつけるとしたら「EVERYDAY」とかつけてしまいそうです。
受け止め方は人それぞれです。是非自分自身の「東京」を感じにいらしてください。2日間だけの展示なので、明日(2日)までです。

RESISTANCE RESISTANCE