管理人の独り言 le monologue

ずーと我慢

一昨日、開催中の展示「バスタブロマンチカ」の搬入の時に、参加作家さんの一人がこんなことを言っていました。 「こうやって搬入中に、展示のことをいろいろ言うのが、久しぶりすぎて涙がでてくるほど嬉しい」と。

この気持ちすごくわかります。7月に3か月ぶりの展示、ギャラリー企画展の搬入時に、私も同じことを思いました。ギャラリーに作品が並んでいくのが、ギャラリーを始めたころのようにとても嬉しかった。もう400回近くも搬入やっていて、当たり前になっていたはずなのに、こんなことを思う日がまたくるとは思ってもみませんでした。

そういえば最近、「ウィズ コロナ」と言われているので、私もそろそろと歌舞伎や美術館など芸術に触れたり、ソーシャルディスタンスがとれそうなところで、少し贅沢なランチをしたりしています。ひとつひとつが久しぶりだからなのか、思いもかけないほど感無量な自分がいます。

ずーと空きが多かったギャラリーも、この1か月くらいで、立て続けに予約をいただいたり、見学にきていただいたりしています。本当にみんな動きたいのに我慢していたんだなぁとつくづく思います。この我慢が吉とでますように。



バスタブロマンチカ バスタブロマンチカ
久しぶりの展示は「バスタブロマンチカ」。19人の作家による「バスタブ」をテーマにしたイラストの展示です。せっけんのいい香りがしてきそうな素敵な展示です。19日(月)まで。