管理人の独り言 le monologue

今年最後の展示

ギャラリーでは「vimoque展」が開催中です。
こちらは、裁縫師vimoqueさんの作品と所有のアンティークな洋服の展示です。自身の作品とその作品のもとになっている100年ほど前のvimoqueさんコレクションの洋服をいっしょに展示するという、大変珍しい展示です。ギャラリーにところせましと飾られているそれらは、クラシカルな服好きの人にはたまらない空間ではないかと思います。

ジュイエの空間は白いキューブではなく、真ん中に壁のある不規則な形をしています。その形をも存分に生かしてくれているこの展示は、今年最後にふさわしく嬉しい気持ちでいます。

今年2月くらいからコロナ禍が始まって、12月にいたる今でもそれは収まる気配がありません。緊急事態宣言があり、ギャラリーもずーと開けられなくて、7月に思い切って企画展を開催。秋になって急に予約が入り始め、立て続けに展示をすることになり、消毒や換気など感染予防に気をつけながらのいつもと違う展示は、いろいろ神経をつかうことでもありました。

無事に今年も終えられそうだし、頑張ったよねー自分ってわけで、自分にごほうびにvimoqueさんにオーダーで依頼しました。メンズ仕立てを私のサイズでー。わーい、わーい。でも「自分にごほうび」はよくある言い訳かも?へへへ。

vimoque展 vimoque展

今週の展示は、上述の「vimoque展」、デザインの素晴らしさや、縫製の丁寧さをじっくりみていただきたい展示です。22日まで。