管理人の独り言 le monologue

渋谷がわからない!

渋谷Bunkamuraギャラリーでやっている「写真家ドアノー音楽パリ」展に行ってきました。ドアノーの有名な「パリ市庁舎前のキス」の写真が好きで、1度まとまった展示を見てみたいなと思っていました。
平日なので予約も必要なく、それほど人も多くなく快適な環境で、170枚あまりの40年代から90年代はじめのパリのモノクロ写真を堪能してきました。ファッションを除けば、パリはそんなに変わっていないんだなぁと、そしてそれがパリの魅力のひとつかもしれないと思いました。80年代、90年代のパリは実際行ったこともあるし、会場にかすかに流れるシャンソンの効果もあって、フランス好きの私にはたまらない世界でした。

この展覧会を見に行く前に、表参道でやっている知り合いの作家さんの展示をみてから、渋谷に行きました、表参道から渋谷まで歩こうかとも思いましたが、Bunkamuraまではかなり距離がある、それに新しい銀座線の渋谷駅もみてみたいと思って、一駅だけだけれど地下鉄にのることにしました。これが間違いのはじまり。
銀座線渋谷駅は、以前の古臭い駅から一転変わって近代的なおしゃれで綺麗なホームに変わっていました。ほぉーと感心しながら、出口案内看板をチェック、BunkamuraにはA3出口がいいらしい。A3出口方向の改札を出たところまではよかったのです。そこからあとが全くわかりません。まだ開発途中のせいか、A3出口の方向の指示なんて見つけられません。駅内をうろうろすること数10分、これは外にでなければ無理と思い、Bunkamuraからかなり離れたヒカリエ方向の出口からでて、ハチ公前までまわりBunkamuraへ。やれやれです。

渋谷は以前からわかりにくくはあるけれど、まぁまぁ土地勘があるほうです。それなのにこんなに迷うなんてー。めったに行かない人は、目的地にすぐたどり着けるのでしょうか?再開発が終わって、きちんと整備されれば、わかるようになるんだろうか?当分行きたくない感じです。
ドアノー展よかったんだけど、渋谷で迷ったほうが印象深かった1日でした。

OBSCR個展 OBSCR個展

今週のギャラリーは、OBSCR個展『狂い』。ダークな感じのペン画のイラストとグッズの展示。
無彩色でまとめられた展示は、モノトーン基調のジュイエスペースにぴったりです。音楽も展示にあわせて厳選されているので、ダークな雰囲気の展示が好きな方にはおすすめです。イラストのソースとなる媒体を考えながらみるのも楽しいです。その答えは来場者特典にヒントあり。23日まで。